美しい髪を手に入れるためのトリートメントの使用法と効果

美しい髪を手に入れるために、正しいトリートメントの使用法とその効果について知っておくことは非常に重要です。理容師として、お客様の髪を健康的で輝かしいものにするためのヒントをご紹介します。

 

ところで、みなさんは、トリートメント、リンス、コンディショナーの違いが何かご存知ですか?

メーカーによって多少違いがありますが、一般的にこの3つのヘアケア剤は、その役割によって、リンスとコンディショナー、そしてトリートメントの2つに大別されています。

まず、リンスとコンディショナーですが、こちらは主に髪の表面をコーティングして保護するものです。キューティクルの傷みを防ぎながら指通りを良くする働きがあります。

一方トリートメントは、主に髪の内部に浸透し、髪の傷みを補修する作用があります。

つまり、髪の表面に働きかけるか、髪の内部に働きかけるかの違いです。ただし、リンスやコンディショナーの中には、トリートメントのように髪の内部に浸透して傷みを補修する効果を併せ持つものもあります。

また、トリートメントの場合は、リンスやコンディショナーの機能を併せ持つタイプが多く、トリートメントだけでも十分な仕上がりが得られます。そのため毎日のお手入れにトリートメントを取り入れている方も多いようです。

 

トリートメントの選び方

 

最初に考えるべきことは、どの種類のトリートメントを選ぶかです。髪のタイプに合ったトリートメントを選ぶことが大切です。乾燥した髪には保湿効果のあるトリートメントが適していますが、脂性の髪には軽めのものがおすすめです。

髪はパーマやヘアカラーでダメージを受けると、そのダメージは自然に修復されることがないため、パーマ、ヘアカラーを頻繁に行う人にとってトリートメントを行うことは大切なヘアケアです。

髪は髪質によって固い髪や、コシが弱く軟らかい髪、細い髪、太い髪などがありますが、トリートメントを選ぶ際に注目するべきは、髪のダメージ度合いです。

ハイダメージ

例えばカラーとパーマを同時に行ない何年も続けている髪は、非常に多くのダメージが懸念される、【ハイダメージ】の髪質といえます。

ローダメージ

カラーかパーマのどちらかしか行わず、回数もさほど多くない場合は【ローダメージ】の髪質です。

以上のようにトリートメントを選ぶ際は、髪のダメージ度合いがどのくらいかを知ることが大切です。

使用法のポイント

 

トリートメントを正しく使うことが効果を最大限に引き出す秘訣です。次のことに注意してトリートメントを使ってみて下さい。

 

髪を洗った後、軽く水気をきります。

トリートメントを適量手に取り、髪全体に均等に塗ります。特に髪の毛先に重点を置きましょう。

まず、毛先から。手で揉み込むようにつけてよく馴染ませます。その後、中間部、上部へと広げながら、頭皮を避けて髪全体に馴染ませます。頭皮に油分の多いトリートメントをつけてしまうと、毛穴詰まりや頭皮トラブルの原因になることがあるので気をつけましょう。

使用後、指示に従って適切な時間放置させ、洗い流します。

 

効果と頻度

サロンでおこなうトリートメントと自宅でおこなうトリートメントでは違いがあります。

トリートメントの効果は、定期的な使用によって蓄積されます。一般的に、月に一回程度がおすすめです。

カラーやパーマと同時にトリートメントをするのが最もおすすめです。

カラーやパーマをした髪は、アルカリ性に傾いた状態。このアルカリ性に傾いた状態というのは、髪がダメージを受けやすい状態でもあります。

トリートメントをすることで、正常な状態である弱酸性に戻す効果があるのです。

ダメージ補修・予防に加え、カラーが長持ちする、パーマが長持ちするというような効果が得られます。

サロントリートメントと自宅でするトリートメントのちがいは何なのかというと、いまいちよく分からないという人が多いと思います。

サロントリートメントの特徴としては、
浴式というタイプの物が多くあります。

この浴式というのは、
○に数字がはいりまして、
例えば3浴式トリートメントという物を使用されている場合は、
トリートメントを3工程行って仕上げるタイプのトリートメントという認識となります。

簡単な例と致しまして、
3浴式であれば、
トリートメントの浸透をよくする1剤を髪に塗布します。
髪の内部へ浸透するタイプのトリートメント(2剤)を髪に塗布します。
最後に髪の内部へ浸透したトリートメントを逃がさないようにするプロテクト剤(3剤)を塗布します。

というふうに、髪の内部へ浸透し、またその効果を伸ばし綺麗な状態を維持できるような成分を3工程に分けて使用しています。

なお、これは一部の例であり、その効果効能は様々なものがある為、サロンでは専属の担当者があなたの髪を診て、髪の状態にあったトリートメントを選んで施術しています。

これだけでも、普段自宅で使っているトリートメントとは工程の多さが違うのがわかってくるかと思います。

では専用のトリートメントさえ用意出来れば、いつもサロンに行ったあとと同じ状態になるのではないかと思われる方も多いかと思いますが、それは少し違ってきます。

その理由とは、
サロントリートメントはサロンでしかない器具・機械を使用して行う事があるという事です。

もちろんこれもサロンそれぞれにより違いはありまして、
髪への浸透力をあげる機器や効能効果を上げるもの等様々なものがあります。

こちらも個人・自宅では中々用意ができないので、サロンでしかできないトリートメントの理由となっております。

 

これから寒くなるとますます乾燥による髮のパサつきや静電気など、髪のトラブルも増えてきます。ヘアダメージが深刻になってしまう前に、トリートメントを効果的に使って、寒い冬も健やかで美しい髪で過ごしてください。

2024年4月
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