いよいよコロナ禍も落ち着いてきて、会社に出社する方も増えてきたのではないでしょうか?
仕事の在り方を考えている方も多いかと思います。
そこで、今回は【できるビジネスマン】という項目について、書きたいと思います。
さて、「仕事ができる人」の前に「仕事ができない人」について考えてみましょう。
たくさんの要素があるかと思いますが、大まかに
- 仕事の目的・意義が見いだせず、受け身の姿勢で取り組んでいる
- 素直さ、謙虚さが足りない
- 努力・継続ができない
- 他人よりも、自分の利益で物事を考えている
このような特徴があると思います。
では逆に「仕事ができる人」とはどのような人でしょう。
例えば、成績トップで周囲から評価されている人、凄まじいスピードでシステム作成するプログラマー、チーム全体をマネージメントしているリーダー等々。
そのような方々の共通点は何でしょうか。
これもたくさんの要素がありますが、ここでは
「仕事の目的と意義がはっきりしている」
「素直で謙虚にしておごらず」
「誰よりも努力をしている」
「他人の喜ぶことが好き」
を挙げさせていただきます。
仕事の目的と意義がはっきりしている
お金をもうける、家族を養うといった理由で仕事をしている人もいるかと思います。
とても大切な事ですが、それだけでは大きな成果を上げ続けるのは難しいはずです。
公明正大な目的を持っている人が「できる人」であり続ける要素の一つだと思います。
素直で謙虚にしておごらず
中国の古典に「ただ謙のみ福を受く」という言葉があります。
人は謙虚にして初めて幸福を受けることができるという意味です。
世間では、能力が高く、自己表現が得意で、なかば強引な人が成功すると思われがちですが、決してそうではありません。
成功する人とは、内に燃えるような情熱や闘魂を持っていながら、謙虚で控えめな人です。
しかし、そのような人でも、成功し、高い地位につくと、謙虚さを忘れてしまい、傲慢になって失敗していくケースも多々あります。
同時に、慢心し、「このぐらいはいいだろう」と気持ちが緩み、安楽さを求めるようになっていきます。
それができない人への落とし穴になるのです。
考えてみてください。
どんなに高い地位や権力を持っていたとしても、理不尽で横暴な態度を取る人や、周囲を見下すような人だとしたら、その人と付き合いたいと思いますでしょうか。
それよりは、周りの方々の支えがあったからこその成功だと考え、感謝し、私利私欲に走ることなく他者のために努力する人の方が断然良いと思います。
このような人であれば、地位や権力が無かったとしても協力・応援してくれる方々が増えてきます。
つまり、どのような立場や状況にあっても慢心せず、常に謙虚な姿勢でいることが、できる人の秘訣です。
誰よりも努力をしている
仕事で成功を収めたければ、人一倍努力を払い、仕事に一生懸命打ち込まなければなりません。
まじめに、一生懸命に働くということが、この世に生をうけたものとしての最低の務めだと思います。
そのためには、まず仕事を好きになることが大切です。
好きであればこそ仕事に没頭できます。
またよりよいものを目指そうという気持ちも生まれ、自然に創意工夫をするようになります。
仕事を好きになり、夢中になり、誰よりも努力をする。
この努力がすばらしい結果をもたらしてくれます。
他人の喜ぶことが好き
ここでは故稲盛和夫さんの言葉を引用したいと思います。
”皆さんの中で仏教を信じていらっしゃる方は多いと思います。お釈迦様は、生きていく人間にとって一番大事なことは利他の心であると説きました。お釈迦様の心の神髄とは、慈悲の心です。思いやりを持った慈しみの心、それがお釈迦様の心の神髄であります。
この心は、他のものを少しでも助けてあげよう、よくしてあげようと思う心です。そうした心を持って生きていくことこそが人生の目的なのではないか。つまり、利他の行為を行うことが、人間にとって、まず一番に大事なことだと思うのです。
この利他の心の対極にあるのは、利己の心です。自分だけよければいい、という心です。このような利己の心を離れて、利他の心で人様をよくしてあげようという心で人生を生きていく。それが生きる目的だと私は思っているのですが、実は、これは口で言うほど簡単ではありません。
利他の心を持って人様に美しい思いやりの心で接しようという考えで人生を生きていこうと思えば、まず、現在生きていることに感謝をするという心が起こってこなければいけません。次に、そのような感謝の心が芽生えてきますと、自然と自分自身がどんな環境にあっても幸せだと思える心になっていくはずです。
「いや、私は決して幸せではありません。大変不幸な人生を生きています」
とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、この世の中を見渡せば、そういう方よりももっと不幸な境遇の人もたくさんおられるはずです。そう考えれば、親兄弟が一緒にいられるだけでも幸せではないかという感謝の念が湧いてくるはずです。
つまり、どんな境遇であれ、心のあり方によって幸せはそれぞれに感じられるものなのです。そう感じるようになるためにも、まず最初に、現在こうして生きているだけでも幸せだという感謝の念が起こってくることが大事なのです。
そのようにして自分が幸せだと思えるようになってきますと、その次には当然、他の人にも親切にしてあげたいという思いやりの心が生まれてくると思います。またそういう心が起こってこなければいけないのです。
したがって、利他の心を持つためには、まず自分が生きていることへの感謝の心を持たなくてはならないというわけなのです。”
いかがでしょう?
上記のことだけを徹底して行ったら、「できるビジネスマン」となり絶対に成功できるような気がしませんか?
また、忘れてはいけないのが、相手に対する敬意です。
そのために、身なりを清潔にしていることが大切です!
K-STYLEでさっぱりとヘアカットをし、更なる高みへ目指していきましょう!