気になる毛先のくせ毛、うねりの対処法

髪の悩みで多いのが「くせ毛」。うねりやボリュームが出るためまとまりにくく、お出かけ前に大変な思いをしているという方も多いのではないでしょうか。

【くせ毛とは】

くせ毛とは、うねったりねじれたり、縮れたりして生えている髪のことです。

一口に「くせ毛」と言ってもいくつか種類があります。代表的なものを幾つか挙げてみると、

・ 髪が波のようにうねっている「波状毛」

・ 髪がねじれていている「捻転毛」

・ 髪が縮れている「縮毛」

などが挙げられます。

 

日本人に最も多いとされているのは、1番目の「波状毛」で、カールしているくせ毛のことです。

カール具合には個人差があり、パーマをかけたように大きくうねっているものから、襟足の部分だけ軽くクセがついているだけのもの幅広くまであります。

 

くせ毛、うねりの原因としては主に3つの原因があります。

【1】髪の「水分保持力」の低下

髪の毛の中には親水性のタンパク質と、水になじみにくいタンパク質があり、加齢とともに水になじみにくいたんぱく質が増加。その結果、髪の水分保持力が下がり、うねりが起こってしまい、まとまりが悪くなっていくことが分かっています。

広がるうねり髪は総じて乾燥毛です。

それは頭皮のエイジングによって、もともと生えてくる時点で水分量が足りていなかったり、くせ毛ゆえのキューティクルの乱れで髪の水分が逃げやすかったり。髪自体の水分が不足しているから、外気の水分に影響を受けやすく、すぐうねってしまいます。この髪質に必要なのは、髪内部の水分補給。トリートメントやオイルで髪の水分をとどめておくケアが必要となります

【2】頭皮の毛穴の歪み

くせ毛のいちばんの原因は、毛穴の歪みです。顔の筋肉や頭皮の筋膜の衰えによって、毛髪を取り囲む組織層である毛包が緩み、丸かった毛穴が楕円形に…。そうなると、毛母細胞でつくられた髪が成長するときに、くせやうねりが出やすくなってしまいます

加齢による毛穴の歪みの予防はなかなか難しいですが、お肌のたるみを防ぐのと同じように以下の点に注意してみてください。

・十分に保湿する

・やさしいヘアケア製品で肌への刺激を避ける

・紫外線を避ける

お顔のリフトアップ効果も期待できる頭皮マッサージもおすすめですよ。

シャンプーの時に指の腹でくるくるとマッサージしてみて下さい。

 

【3】 生活習慣の乱れやヘアケアの影響もある

 

また、生活習慣や食習慣の乱れによる栄養不足、ヘアケア習慣によってもくせ毛が強くなったりすることもあるようです。

 

「爪は健康のバロメーター」と言われますが、爪と同様に身体の末端部分であり、タンパク質が主な栄養素である髪もまた大きな影響を受けます。

 

食生活の乱れ・睡眠不足といった生活習慣やストレスが原因で頭皮や毛穴が乱れ、後天的なくせ毛になってしまう可能性もあります。

髪の毛も体の一部ですから、不規則な生活を続けていると健康な髪の毛が生えなくなってしまうのです。

例えば脂っこい食べ物ばかり摂取し続けるような食生活を送っている場合、皮脂の分泌が多くなり毛穴に油が詰まってしまうことがありますから、バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。

 

毎日のヘアケアも影響をあたえることが多く、頭皮の毛穴に皮脂や汚れが詰まってしまうと髪にうねりが出ることがあります。

忙しいとついつい手を抜きがちになるシャンプーですが、おざなりなシャンプーでは皮脂やスタイリング剤などが落ちきらずに毛穴につまり、毛穴が歪む一因に。

シャンプーのすすぎが甘いことも毛穴詰まりに繋がってしまうので注意しましょう。

シャンプーのポイントは以下の4つ。

やさしいシャンプーを使うこと

シャンプー前のブラッシングで髪をとかすこと、予洗いは丁寧に

シャンプーは髪につける前にある程度泡立てる

すすぎを十分に行う

日々のヘアケアが美髪作りにおいては重要ですから、今日から取り入れてみてください。

 

くせ毛の改善方法

まずは正しいヘアケアを…

 

シャンプーやトリートメントを見直す

洗浄力の強いシャンプーは頭皮に必要な脂分をとってしまい、逆に皮脂が必要以上に分泌されて毛穴を詰まらせてしまう恐れがあります。シャンプーを選ぶ際は、アミノ酸系シャンプーなど洗浄力があまり強すぎないのを選ぶようにしてください。また、すすぎが不十分だとシャンプー剤が頭皮や毛穴に残ってしまう可能性もありますのでしっかり流すことも大切です。

最近では頭皮ケアができるシャンプーやトリートメントなどもありますので、理容師さんや美容師さんなどに相談してみるとよいでしょう。

 

ドライヤーを正しく使う

ドライヤーで乾かすときは、髪の根本から乾かすことを意識します。乾かすときは髪の上から下に向かって、くせが伸びるように髪を軽く引っ張って乾かすと、髪がボリュームダウンして艶も出やすくなります。

ただし同じ部分にずっとドライヤーを当て続けないようにしてください。頭皮からも15~20㎝程離すようにして、ドライヤーを動かしながら、髪全体の乾き上がりが同じタイミングになるのがベストです。

 

頭皮マッサージ

頭皮が硬くなって血流が悪くなると健康な髪が生えにくくなり、髪にうねりが出たり髪が細くなったりする原因になりえます。健康な髪を生やすためには頭皮環境が重要です。 頭皮マッサージをすることで頭皮が柔らかくなり、血行が促進されて髪質の改善が期待できるとされています。

 

生活習慣

規則正しい生活習慣を心がけることは、髪にも良い影響をもたらします。22時~深夜2時はお肌のゴールデンタイムといわれ、この時間には睡眠をとっていることが肌の健康に良いとされています。髪はもともと肌の一部なので、このゴールデンタイムは髪にも当てはまります。

また、髪にいいとされる栄養素はタンパク質・カルシウム・ビタミンA・亜鉛・鉄分・オメガ3脂肪酸などです。食材でいえば卵・牡蠣・緑黄色野菜・鶏肉・乳製品・豆類などをおすすめします。こういった栄養をバランスよくしっかりとるように意識しましょう。

 

くせ毛への対策もヘアケアのひとつ。毎日おこなうシャンプーやトリートメントだからこそ、自分の髪にあったヘアケアの方法をみつけて、髪を美しく保っていきましょう。

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