パーマとカラーを一緒にした場合の髪の毛の傷みと、その対策を詳しく解説!

パーマやカラーをすることによって、ヘアアレンジを楽しまれる方は多いかと思います。しかし、そこで気になるのは髪の毛へのダメージではないでしょうか。同時に施術したほうが時間の短縮になる気がしますが、そのせいで髪の毛が傷んでしまうのも心配です。

 

そこで今回は、パーマとカラーを一緒にした場合の髪の毛の傷みとその対策についてご紹介いたします。

パーマとカラーは同時にできる?

そもそもパーマとカラーを同時にできるのかという部分ですが、可能です。しかし、パーマやカラーの薬剤の組み合わせによってはできないこともあります。パーマやカラーは髪の毛へのダメージは避けられないため、できる限りダメージが少ないタイプの薬剤同士であれば、パーマとカラーを同時施術することが可能となるのです。それが『コスメパーマ』です。化粧品タイプであるがゆえに、ダメージが抑えられています。

 

同時にパーマとカラーをする場合ですが、基本的にはパーマから先に行うことになります。その理由ですが、どちらも薬剤を使用する施術となるため、後から施術したほうが落ちてしまうためです。先にカラーをしてしまうと、パーマを終えた時点でカラーが少し落ちた状態になってしまいます。カラーは目に見えて変化がわかりやすいので、せっかくの発色が落ちてしまっては意味がありません。

 

一方パーマに関しても落ちないに越したことはありませんが、若干落ちるくらいであれば見た目への変化はカラーほどでないため、先にパーマから行うことが多いのです。

パーマとカラーによる髪の毛の傷み

パーマとカラーどちらも薬剤を使用するため髪の毛が傷んでしまいますが、どちらかといえばカラーのほうが傷みやすい傾向にあります。もちろんカラーとパーマにはそれぞれ種類がありますので、種類次第では逆転することもあります。

 

しかし、カラーに関しては髪の毛のタンパク質やメラニン色素を破壊することによって発色させているため、髪へ与えるダメージが大きくなってしまうのです。一方でパーマに関しては、薬剤によって髪の毛の結合を一度解除した上で、巻いた状態で薬剤で再結合し固定させるという方法になります。これは髪の毛の内部にまで浸透させないため、ダメージとしてはカラーよりも軽度で済むというわけです。

 

パーマとカラーで傷み方に違いがあることがわかりましたが、それも種類によっては異なる部分となります。たとえば縮毛矯正やデジタルパーマなどのいわゆるホットパーマと呼ばれる種類のパーマだと、カラーと同様に髪の毛の内部から傷んでしまうことになるのです。

 

このようにパーマとカラーを同じタイミングで施術してしまうと髪の毛がボロボロになってしまうので、基本的には別日での施術になってしまいます。同日で施術を済ませておきたいという気持ちがあっても、髪の毛がボロボロになってしまうことは受け入れがたいでしょう。

 

少なくともお互いの施術の間隔は1週間はあけることをおすすめします。そうすることで髪の毛のダメージを抑えることが可能となります。

傷んだ髪の毛の対処法

間隔を開けて施術をしたとしても、パーマとカラーをした髪の毛は少なからず傷んでしまっています。大切なのは、その後にしっかりとケアできるかどうかという部分です。自宅で毎日行うべきホームケアとしては、以下がポイントとなります。

 

保湿重視のシャンプーを使う

髪の毛が傷んだりぱさついたりしている場合、水分が不足している状態となります。そこで毎日行うシャンプーによって保湿を行うようにするといいでしょう。

 

シャンプーにもさまざまな種類がありますので、その中でも保湿成分がたくさん配合されているタイプのものをチョイスするといいでしょう。ご自身に合っているかどうかということも大切ですので、いくつか試してみるのもおすすめです。

 

油分を補給する

髪の毛の手触りがいまいちな状態であれば、油分をプラスするといいでしょう。髪の毛の表面をなめらかにすると同時に、髪内部の水分の蒸発を防ぐという効果もありますのでおすすめです。お風呂上がりに使うトリートメントや、ヘアオイルなどを使用することによって油分を補給することが可能となります。

 

毎日このようなホームケアをすることで、徐々に傷んだ状態の髪の毛は回復していくでしょう。また、根元からは徐々に新しい髪の毛が生えてくるので、最終的に傷んだ部分をカットしてしまえば問題なくなります。それまでの間はケアを欠かさないようにすることが重要です。

理容室での施術がおすすめ

パーマもカラーもご自宅にてセルフで行うことが可能です。ドラッグストアなどで市販されている薬剤を使用することで、簡単にカラーやパーマを楽しめるというのは大きなメリットでもあるでしょう。とくに理容室に行く時間がなかなか作れないという方や、急に思い立った場合などは便利に活用できます。しかし、髪へのダメージという点では、美容室での施術をおすすめします。

 

市販のカラー剤の場合、多くの方に対して効果が出るように調整されているため、理容室で使用される薬剤に比べて強い傾向にあるでしょう。それによってどなたでも効果が出るようになっているわけですが、それは髪の毛に強いダメージが与えられてしまうということでもあります。パーマについても同様です。また、施術後のケアのことまで考えても、やはり理容室で施術をしてもらうというのがベストです。

まとめ

パーマやカラーによってどうしても髪の毛は傷んでしまいますので、しっかりとケアをすることが大切です。「K-STYLE」では、経験豊富なスタッフが施術を担当しますし、ヘアケアメニューもご用意しております。髪の毛へのダメージを最小限に抑えたパーマやカラーをご希望でしたら、お気軽にお越しください。