ワックスでスタイリングするときのコツは?失敗しないポイントも解説

ワックスでスタイリングするとき、「思ったようにセットできない」と悩む男性も多いでしょう。ワックスは、ブローのやり方や使う量でも仕上がりが違います。とくにワックスの量が多すぎると、セットが崩れてしまうので注意が必要です。ぜひスタイリングのコツを押さえて、素敵なヘアスタイルにしてみましょう。

ワックスでスタイリングするなら?

男性の中には、「髪がべたつくから」とワックスを使わない方も多くいます。ただ、ワックスを使わないと髪がパサパサになりますし、頭頂部がつぶれる可能性もあります。ワックスは髪の毛がボサボサにしないためにも重要なアイテムです。自然なツヤをだして身だしなみを整えれば、職場でもできる男と映るでしょう。

 

使用量に気をつける

男性がワックスを使うときには、量に注意する必要があります。多すぎても少なすぎてもダメなので、10円玉サイズの量を使いましょう。10円玉の量はトップとバックの二か所に使うので、片方だけで消費しきらないようにしてください。ワックスは手のひらで薄く伸ばしてから使うのもポイントです。ムラがでないように、しっかりと伸ばしましょう。

 

バック→サイド→トップの順で

ワックスは先にバックからつけていきます。すでに手のひらにはワックスが大量についている状態なので、多めについても問題ないバックから始めるのがポイントです。初心者に多い間違いに、先にトップからという人もいます。ただ、前髪にワックスがつきすぎるとセットも乱れてしまうので注意しましょう。

 

ワックスをつけるときには、髪の毛を握るようにしてもみこんでいきます。頭皮にワックスがつかないようにしながら、バック→サイド→トップの順につけていくのがおすすめです。

 

ワックスをつけた後は?

ワックスを髪の毛に塗り終えたら、次は手のひらを左右に振りながら、髪の毛をバサバサと散らしましょう。すでにワックスがついているので、無造作にセットした方が自然に仕上がります。一束ずつすると時間もかかりますし、自然に仕上がらないので、ここはアバウトでOKです。

 

手ぐしでボリュームUP

ワックスが塗り終わったら、今度はサイドに手を入れて、頭頂部の方に向けて手ぐしで髪を持ち上げます。トップにボリュームが生まれるので、ぜひやってみてください。もみこみ→バサバサに散らす→上に持ち上げるを数回繰り返せば、動きがあるヘアスタイルが完成します。

 

少量のワックスで前髪もセット

全体のセットが終わったら、やっと前髪のセットに移ります。ワックスが10%ほど残っているはずなので、そちらを使い前髪を整えれば、ナチュラルに仕上がるでしょう。前髪をセットするときには、手先をつまみ、上から下に向けて軽くてぐしで整えるくらいで十分です。このとき前髪をいじりすぎると失敗するので、軽く整える程度にしてください。

 

毛束をつまんで全体を整える

スタイリングの最後は、毛束を手でつまみシルエットを整えます。サイドや前髪の根元をおさえるようにし、メリハリをだしましょう。毛束を1本ずつする必要はないので、目についたところをランダムに整えれば、ワックスでのスタイリング完了です。

スタイリングで覚えておきたいコツ

スタイリングは慣れれば簡単にできます。ただ、ベースを作るブローのセット方法や自分にあったスタイリング剤の選び方など、いくつかポイントがあるので以下にみていきましょう。

 

ベースを作るブローのやり方

スタイリングをするときにはまずブローから始めますが、一旦髪の毛は濡らしておきましょう。表面だけでなく根元まで濡らすのがポイントで、しっかりとタオルで拭き取るのも忘れないでください。

 

その後、バックからブローを開始し、根元から立ち上げるようにして髪の毛を乾かします。トップの髪の毛は手で持ち上げながらやるのがポイントです。サイドや前髪は、スタイリングがなじむように半乾きの状態にします。

 

自分にあったスタイリング剤の選び方

スタイリング剤は多くの種類がありますが、セットのしやすさや仕上がりにも影響するので、選び方も大切な要素です。セットしやすいファイバータイプ、自然な仕上がりのマットタイプ、使いやすいクリームタイプなどに分かれるので、自分の髪質にあったスタイリング剤を選ぶようにしてください。

ヘアワックススタイリングの失敗例

ヘアワックスで失敗する原因は、ワックスのつけすぎやブロードライのやり方が間違っているなどが大半を占めます。テクニックを上達させたいなら、どんな失敗例があるかも確認しておきましょう。

 

ワックスをつけすぎる

一日中セットを保ちたいと思うと、ついついワックスを大量につけてしまいがちです。ただワックスをつけすぎると、立ち上げた髪の毛が下ってしまい逆効果になります。べたべたの原因にもなるので、10円玉サイズの量だけ使うようにしてください。

 

ブロードライのやり方が違う

ワックスをつける前のブロードライのやり方1つで、セットの成功と失敗が決まります。ドライヤーで乾かすときには、まず完全に乾く一歩手前でやめるのがポイントです。髪が完全に乾くとドライヤーでも癖がつきにくくなるため、この段階で完全に乾かすと失敗します。

 

ドライヤーを使うなら、トップでボリュームを出す→サイドのボリュームをおさえる→後頭部はボリュームをだすなどを意識しましょう。

寝癖をスタイリングで直すのはNG

寝癖が酷いときに、そのままスタイリングで直すのはNGです。寝癖を直してからでないと、スタイリングしても寝癖が残ってしまいます。ドライヤーを使いブローをかけながら先に寝癖を直しておくのがポイントです。根元からブローして寝癖をまず直してからスタイリングする方が、時間もかからずきれいに仕上がります。

まとめ

ワックスでスタイリングするときの流れやコツ、失敗原因などご紹介してみました。スタイリングするときには、ワックスのつけかた1つで成功するかが決まります。まずはワックスの量やつける順番などに注意して、ドライブローもしっかりとかけましょう。ぜひ、注意点などを参考にして、日々のヘアスタイルを格好よくしてみましょう。

 

もし、スタイリングのやり方で不安を覚えたなら、ぜひ一度「K-STYLE」にご来店ください。さまざまなヘアスタイルから、お客様にぴったりのスタイリング方法などアドバイスします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。