はじめて縮毛矯正をする際に知っておきたい4つのポイントとは?詳しく解説

くせ毛などでお悩みの方にとって、ストレートヘアは一種のあこがれではないでしょうか。そこでおすすめなのが『縮毛矯正』です。美容室のメニューとして用意されているので、ぜひ一度試してみるべきです。

 

そこで今回は、はじめて縮毛矯正をする際に知っておきたい4つのポイントについてご紹介いたします。

ストレートパーマとの違い

髪の毛をストレートにする手段として、縮毛矯正だけでなくストレートパーマというものが存在しています。どちらを選んだらいいのか迷ってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでまずは縮毛矯正とストレートパーマの違いについて理解しましょう。

 

縮毛矯正とは

くせ毛などのうねった髪の毛を半永久的に真っ直ぐにすることが可能な方法です。ほとんどどんな毛質でも真っすぐにすることが可能なので、頑固なくせ毛にお悩みの方などにおすすめです。ただし、薬剤と熱の力によって真っ直ぐにするため、髪の毛がある程度のダメージを負ってしまうのは避けられない部分となります。ダメージはケアすることでカバーは可能なレベルです。

 

ストレートパーマとは

ナチュラルなストレートヘアにすることが可能な方法です。がんこなくせ毛を真っ直ぐにはできないので、あくまでも軽くストレートにするという場合におすすめです。たとえばパーマをかけた状態の髪の毛を真っ直ぐにしたいという場合や、自然な仕上がりのストレートにしたいという場合にぴったりでしょう。

 

このように目的によって使い分けることになります。どちらも髪の毛をストレートにすることが可能であるという部分は共通しています。しかし、対象となる髪の毛の状態によって選ぶことになるのです。

縮毛矯正のメリット・デメリット

頑固な髪の毛でも必ず真っ直ぐにすることが可能な縮毛矯正ですが、当然メリットとデメリットが存在しています。場合によっては縮毛矯正をするタイミングにも関わってくるかもしれませんので、それぞれしっかりと把握した上で施術を受けましょう。

 

メリット

縮毛矯正のメリットですが、やはりなんといってもどのような毛質であってもまっすぐにすることが可能という点がまず挙げられます。くせ毛には個人差があり、軽いウェーブレベルから頑固なものまでさまざまです。とくに頑固なくせ毛の方ほど悩んでいらっしゃる傾向にあるので、とてもおすすめです。

 

また、一度縮毛矯正した部分に関しては、半永久的にストレートの状態を維持することが可能でしょう。時間の経過とともに元通りになることがないというのは安心です。

 

デメリット

くせ毛の救世主と言っても過言ではない縮毛矯正ですが、少なからずデメリットもあります。たとえば仕上がりが場合によって不自然になってしまうという点です。真っ直ぐになるということは良いことですが、不自然に感じるほど仕上がりが真っ直ぐになってしまうことがあります。

 

また、縮毛矯正をした後に生えてくる根元の髪の毛に関しては地毛のままなので、時間が経つと根元はもとのくせ毛ですが途中からストレートというような、アンバランスな状態になってしまうでしょう。そのためある程度伸びた段階で根元部分だけを改めて縮毛矯正する必要が出てきます。

理容師での流れ

理容室で縮毛矯正をする際の流れですが、基本的にはどの美容室でも以下の流れで行われることになります。初めてだと緊張や不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんので、参考にしてみてください。

 

事前のチェック

まずは髪の毛の質や薬剤に対するアレルギーの有無、簡単なカウンセリングを行います。いきなり薬剤を塗布したときに頭皮がアレルギー反応を起こしてしまっては大変なのでチェックは重要です。また、どの程度のくせ毛なのか確認することも大切な作業となります。

 

第一段階の薬剤塗布

チェックが終了後、一度シャンプーをして髪の毛をきれいな状態にしましょう。そして第1段階の薬剤塗布が始まります。薬剤を塗布する前に、髪の根元部分には頭皮を保護するためのクリームを着けます。そして髪の毛全体に薬剤を塗布したら、ラップで全体を包み込みましょう。あとはそのまましばらく薬剤が髪の毛に浸透するのを待ちましょう。この工程では、髪の毛の結合を薬剤で解除することになります。

 

第二段階の薬愛塗布

時間が経過したら、一度薬剤を洗い流した上でブローまで行います。そしてヘアアイロンを使って、髪の毛を真っ直ぐな状態にするのです。これが髪の毛の型となります。ストレートな状態の髪の毛に第二段階の薬剤を塗布することで、真っ直ぐな状態で再結合することになるのです。そしてさらに一定時間放置します。

 

仕上げ

最後に薬剤をしっかりとすすぎ落としたら、薬剤によって傷んだ髪の毛をトリートメントによってケアします。そしてブローをしたら完成です。

ケアも理容室がおすすめ

縮毛矯正をした後の髪の毛はかなり傷んでいる状態となります。そのままでは髪の毛が真っ直ぐになったものの、枝毛やきしみなどが気になることでしょう。そこで継続したヘアケアが重要となるのです。そのままの状態ではせっかく真っ直ぐになった髪の毛が切れてしまう恐れもあるので、忘れずにケアする必要があります。

 

ホームケアも重要ですが、定期的に理容室でのプロの手によるケアがおすすめです。髪の毛に関して知識や経験も豊富なプロの手にかかれば、サロントリートメントなど髪の毛の状態に対してベストな形でのケアをしてもらうことが可能です。現状の傷み具合などに関しても教えてもらえますし、縮毛矯正後のアフターフォローにも期待しましょう。

まとめ

縮毛矯正は知っていてもこれから初めて行うという方も少なくないでしょう。今回ご紹介した流れやメリットなどを参考に、初めての縮毛矯正にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。「K-STYLE」では、縮毛矯正だけでなくサロントリートメントメニューもご用意しております。施術後のケアに関してもお任せください。